ダイエットと減量はなぜ混同されるのか|同じだと思うと失敗する理由

ダイエットと減量はなぜ混同されるのか|同じだと思うと失敗する理由

「ダイエットしている」

そう言っているのに、
なかなか思い通りにいかない。

そんなとき、
多くの人がイメージしているのは、

体重を減らすこと。
つまり、減量です。

でも実は、
ここに大きなズレがあります。

このズレに気づかないまま続けると、
ダイエットはうまくいきません。


目次

ダイエットと減量は同じではありません

まず、言葉を整理します。

減量とは、
体重を減らすことを目的にした行為です。

  • 食事量を減らす
  • 糖質やカロリーを制限する
  • 一時的に運動量を増やす

たとえば、
ボクシングの選手が試合前に
規定の体重に合わせること。

これは、
一時的に体重を減らす行為です。

一方で、
**ダイエット(Diet)**とは本来、

体重を減らすことそのものではなく、
生活習慣を整えることを意味します。

体重は、
その結果として変わるものです。


なぜ多くの人は「同じ」だと思ってしまうのか

理由は、とてもシンプルです。

体重は数字で見えるから。

  • 体重が減った
  • 数字が変わった

この変化は分かりやすく、
達成感もあります。

だから無意識のうちに、
「体重が減る=ダイエット成功」
と考えてしまいます。

でも、
数字だけを見ていると、
大事なことを見落とします。


減量には「終わり」があります

減量には、
必ず終わりがあります。

  • 目標体重に達した
  • イベントが終わった
  • 数字に満足した

その瞬間、
多くの人はこう思います。

「もう大丈夫」
「元に戻してもいい」

そして、
生活も元に戻ります。


元に戻れば、体も元に戻る

生活が元に戻れば、
体重も元に戻ります。

これは失敗ではありません。
仕組みとして当たり前です。

減量は、
体重を減らすことだけに焦点が当たっています。

つまり、
生活を一時的に変えているだけで、
習慣そのものは変えていない
のです。


マラソンと同じ構造です

ここで、マラソンの話をします。

10kmマラソンに向けて練習し、
本番で完走しました。

ゴールした瞬間、
練習をやめます。

もしその後も練習を続ければ、
次の大会でも同じように走れるでしょう。

でも、
やめてしまえば、
同じようには走れません。

体重も、
まったく同じです。


ダイエットは「習慣」をつくること

ダイエットで本当に必要なのは、
体重を減らすことではありません。

習慣をつくることです。

  • 無理をしない習慣
  • 我慢を前提にしない習慣
  • 一時的に頑張らない習慣

生活として続く習慣を整える。

これが、
本来のダイエットです。


同じだと思うと、必ず失敗します

ダイエットと減量を
同じものとして扱うと、

  • 終わりを作ってしまう
  • 元に戻る
  • 自分を責めてしまう

という流れが生まれます。

でもそれは、
意志の問題ではありません。

考え方のズレです。


先に整えるべきは「考え方の順番」

ときおこめる®では、
食事や運動の前に、

考え方の順番を整えます。

ここが整うと、
生活習慣は無理なく続きます。


ダイエットで悩みたくないなら
まずは全体像を知ってください

ダイエットと減量のズレに気づくために、
まずは全体像を知ってください。

もし今、
「どう進めばいいかわからなくなった」
「また迷い始めた」
そう感じたら、ここに戻ってきてください。

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この記事を書いた人

ダイエットが続かなかった人向けに、
「頑張らなくても戻れる仕組み」をテーマに
日々みだれがちな生活習慣の考え方と
改善法のまとめを伝えています。

43歳当時、知識ゼロから5ヶ月で−13kg。
楽天市場で「黄金の健康米ぬか」を販売し、
レビュー4,000件以上・評価4.9をいただいています。

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