SNSを見るほどダイエットが不安になる理由|「光」に反応する脳の仕組み
SNSを見たあと、
- 焦る
- 自信がなくなる
- なのに、また開いてしまう
こんな流れになる人は多いです。
でもこれ、意志が弱いからでも、性格がダメだからでもありません。
SNSが悪いという話でもないです。
SNSには、あなたの不安を増やしやすい“構造”があります。
SNSは「光」に見える情報が多い
SNSには、
- うまくいっている人
- 明るい未来
- 分かりやすい結果
がたくさん並んでいます。
人は本能的に、「光」に反応するようにできています。
ここで言う「光」は、スピリチュアルな話じゃなくて、
エネルギー(快楽・期待・希望)に見える刺激のことです。
人が「生きよう」とするときに反応するものです。
だから、
- つい見てしまう
- 次の情報を探してしまう
- 比べてしまう
これは、流されやすい性格だからではありません。
誰にでも起きる反応です。
「光」を見続けると、現実が暗く見える
SNSの光は、基本的に
- “いい結果”
- “わかりやすい変化”
- “成功した場面だけ”
が集まりやすいです。
すると、現実の自分(ふつうの生活・小さな変化)が、
相対的に「遅い」「足りない」「ダメ」に見えてきます。
ここで不安が出るのは、自然です。
不安が強くなるほど、行動は止まりやすくなる
不安になる
→ ストレスが増える
→ 体は「守るモード」になる
守るモードになると、人は
- 余計に快楽を求める(食・スマホ・だらだら)
- 今までの習慣に戻ろうとする
- 新しいことが怖くなる
こうなりやすい。
つまり、SNSで不安が増えるほど、
行動できない方向に体が反応しやすくなるんです。
ここで「またできなかった…」と自分を責めると、
さらに不安が増えて、また止まります。
SNSの問題は「情報」より「比較が自動で起きること」
SNSは、見た瞬間に比較が始まります。
- あの人はできてる
- 私はできてない
- 私だけ遅い
この比較は、考えてやっているというより、勝手に起きることが多いです。
だから大事なのは、
「比較しないように頑張る」ではありません。
比較が起きた前提で、
戻り方(整え方)を用意しておくことです。
ときおこめる®の考え方:比較より先に「自分の基準」を戻す
SNSを見て不安になったとき、最初に戻すのはこれです。
- 自分はどうなりたいのか?
- 自分の満足度は上がっているか?
- 自分の存在価値度(=自分を大事にできている感覚)はどうか?
ここが戻ると、
SNSは「参考情報」になり、毒になりにくくなります。
まずは「見る/見ない」より、“見る前の自分”を作る
SNSをやめる必要はありません。
でも、見たあとに崩れるなら、
見る前に、整える仕組みが必要です。
- 不安になったら、思考を整える
- 思考が整ったら、小さく行動できる
- 行動できたら、安心が戻る
この順番です。
ダイエットで悩みたくないなら、まずは全体像を知ってください
SNSを見て不安になったのは、
あなたがダメだからではありません。
「光」に反応する仕組みと、
比較が起きやすい環境の中にいただけです。
だから必要なのは、根性ではなく、整え方です。
もし今、
「どう進めばいいかわからなくなった」
「また迷い始めた」
そう感じたら、ここに戻ってきてください。


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