一度崩れると全部やめてしまう理由|少しのズレが怖くなる正体

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一度崩れると、全部やめてしまう理由

少し食べすぎた。
一日サボってしまった。
予定どおりできなかった。

その瞬間に、
こう思ってしまうことがあります。

「もうダメだ」
「全部やめてしまおう」

ダイエットでも、
生活習慣でも、
とてもよくある反応です。

でもこれは、
意志が弱いからではありません。


人は「続けられない」を失敗だと感じやすい

多くの人は、

・続いている

この状態を
「うまくいっている」と感じます。

逆に、

・予定通りいかない
・続けられない

この瞬間を
「失敗」と捉えてしまいます。

ここに、
大きな落とし穴があります。


「続けられない」のではなく「元の習慣」を繰り返しているだけ

実際には、

・少し食べすぎた
・一日休んだ

これは、
続けられないのではありません。

元の習慣を
繰り返しているだけ
です。

体も生活も、
一直線に進むことはありません。

揺れながら、
行ったり来たりしながら、
進んでいきます。


完璧を前提にすると、戻れなくなる

「ちゃんと毎日続けよう」
「完璧にやろう」

そう思うほど、
一度のズレが
大きく感じられます。

完璧が前提だと、

・ズレた瞬間に
・戻る場所がなくなる

その結果、
全部やめてしまいたくなります。


続いている人は「元に戻れる」

続いている人でも、

・予定通りいかない
・続けられない

ことはあります。

同じように、
ズレます。

でも違うのは、
元に戻れること。

崩れたあとに
元に戻れるかどうかが、
大きな分かれ道になります。


「やめる」は、体を守る反応でもある

全部やめてしまいたくなるのは、
体がサボっているからではありません。

これ以上
頑張りすぎないように、
守ろうとしている反応です。

だから、
責める必要はありません。


失敗したあとに必要なのは「反省」ではない

失敗したときに必要なのは、

・気合を入れ直す
・完璧に戻す

ことではありません。

必要なのは、
戻ることです。

昨日の100%でなくてもいい。
今日は0%でもいい。

そして、
明日は10%でもいい。


「戻れる余白」があると、やめなくなる

最初から、

・ズレること
・戻ること

を含めて進むと、
体は安心します。

安心すると、
また自然に動き出します。


ダイエットで悩みたくないなら、まずは全体像を知ってください

一度失敗して
全部やめたくなったのは、
間違っていたからではありません。

戻る余白を
用意していなかった
だけです。

体は、

・ズレて
・少し戻って
・また進む

この流れを許すと、
止まらなくなります。

もし今、
「どう進めばいいかわからなくなった」
「また迷い始めた」
そう感じたら、ここに戻ってきてください。

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この記事を書いた人

ダイエットが続かなかった人向けに、
「頑張らなくても戻れる仕組み」をテーマに
日々みだれがちな生活習慣の考え方と
改善法のまとめを伝えています。

43歳当時、知識ゼロから5ヶ月で−13kg。
楽天市場で「黄金の健康米ぬか」を販売し、
レビュー4,000件以上・評価4.9をいただいています。

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