※このページは「ときおこめる」の考え方を、
反射と習慣の視点から説明しています。
TOMと信号理論|反射と習慣をつくるという考え方
TOMでは、
赤・黄色・青の信号の考え方を使って、
反射を意識的につくる練習をします。
信号は、誰もが日常で使っている判断の仕組みです。
止まる、注意、進む。
ほとんど考えなくても、体は自然に反応しています。
TOMは、この
すでに身についている判断構造を使いながら、
行動が自然に起きる状態を先につくる考え方です。

ダイエットは「青」でも前に進まない理由
多くの人は、
「やせたい」
そう思った瞬間に、ダイエットを始めようとします。
しかし実際には、
行動を始められない人がほとんどです。
理由は、
赤の時点で行き先を決めていないからです。
体重の数字が止まっている状態で、
- どんな体で過ごしたいのか
- どんな生活を送りたいのか
それが決まらないまま、
青のタイミングを迎えてしまいます。
結果として、
行動は起きず、
体重も体の状態も 現状維持 になります。
人は「進む方向」を決めたときだけ進める
車の運転を考えてみてください。
前に進むときには、
直進なのか、右折なのか、左折なのか、
進む方向を先に決めています。
人は、
進む方向が決まったときだけ、
新しい行動を起こすことができます。
ダイエットも同じです。
行き先が決まっていなければ、
チャンスが来ても体は動きません。
行動には3つの反応があります
行動には、大きく分けて3つの反応があります。
- 何もしない
- ストレスを感じる行動
- ドーパミンを感じる行動
多くの場合、
「やせること」だけを目標にすると、
② ストレスを感じる行動 を選びやすくなります。
2.反射で起こる引き算系のダイエット
体重を減らそうとすると、
多くの人が最初に考えるのは
「減らすこと」です。
- 食事制限
- 糖質制限
- 断食・ファスティング
これは、
今の生活から何かを引く
引き算系の反応です。
しかしこの反応は、
じつは「考えて選んでいる行動」ではありません。
私たちは小学校の頃から、
- おこづかいの計算
- 買い物の合計
- 生活費のやりくり
を通して、
足し算や引き算を
反射として体に覚えさせてきました。
そのため、
「やせたい」と思った瞬間、
無意識のうちに
引き算の反射が出てきます。
これは間違いではありません。
日常生活では、とても正しく機能している反射です。
3 .足し算系のダイエットも同じ反射
引き算が続かなくなると、
今度はこう考えます。
「何かを足せば、うまくいくのでは?」
- この食事法がいいかもしれない
- サプリを飲もう
- プロテインを足そう
- 脂肪が燃えるお茶がいいかもしれない
- ジムに通えば変わるかもしれない
これも、
普段の生活で使っている
足し算の反射です。
引き算も足し算も、
私たちの生活を支えてきた
大切な判断方法です。
なぜ続かないのか
引き算も足し算も、
行動自体は増えたり減ったりします。
しかし多くの場合、
体の状態や生活習慣そのものは
変わらないままです。
その結果、
- がんばっているのに変わらない
- 思ったより結果が出ない
- だんだん疲れてくる
そして最後に、
「やっぱりダイエットは難しい」
そう感じて、やめてしまう人が多くなります。
反射は、繰り返されると習慣になります
ここで大切なのは、
反射と習慣の関係です。
反射とは、
考える前に起きる反応です。
この反射が
何度も繰り返されると、
それは 習慣 として定着します。
つまり、
- 習慣は、反射の積み重ね
- 習慣を変える前に、反射が変わっている必要がある
ということです。
TOMが扱っているのは「習慣の手前」
多くの方法は、
「習慣を変えよう」とします。
しかしTOMが扱っているのは、
習慣になる一歩手前の反射です。
- どんな反射が出ているのか
- それは今の場面に合っているのか
そこに気づき、
反射の向きを整えていきます。
ドーパミンが出る行動は、習慣になりやすい
③ ドーパミンを感じる行動は、
この流れが自然に起こります。
楽しい、
気持ちいい、
前に進んでいる感覚がある。
この反応がある行動は、
意識して続けなくても、
自然と繰り返されます。
つまり、
反射がそのまま習慣になりやすいのです。
TOMでは、
今の行動が
- ストレス反応なのか
- ドーパミン反応なのか
ここを判断の軸にします。
TOMでは「やせる」ことを目的にしません
TOMでは、
「やせること」を目的にしません。
やせることは、
生活習慣が変わった 結果として起こる現象 だからです。
体重の数字を減らそうとする行為は、
反射や習慣が変わる前に
結果だけを追うことになりやすくなります。
なぜ信号理論を使うのか
信号は、
誰もがすでに理解している仕組みです。
- 赤:立ち止まり、行き先を決める
- 黄:注意し、体と生活の選択を考える
- 青:準備が整ったら、自然に進む
この順番を使うことで、
新しく覚える必要がなくなり、
反射を整えやすくなります。
TOMは、
すでにある判断構造に合わせて、
反射と習慣の向きを整える方法です。

行動は、あとから自然に起きます
行き先が決まっていれば、
青になったとき、迷いません。
反射が整えば、
行動は自然に繰り返され、
やがて習慣になります。
TOMは、
行動を無理に変える方法ではなく、
反射から習慣が育つ状態を先につくる考え方です。
